〇会社の印鑑とは?
日本では会社を設立する際に、会社の印鑑が必要になります。中国・韓国・台湾は印鑑文化がありますが、それ以外の外国人には分かりにくいと思いますのでご説明します。
〇会社設立に必要な印鑑
会社設立の際に必要になるのは、以下の(1)~(3)の3つの印鑑です。(4)もビジネスの形態によっては役立つことがあります。
(1)代表者印
個人の「実印」に相当するのが、会社の代表者印です。代表者印は、法務局に登録します。登録すると、印鑑カードが法務局から発行され、印鑑証明がいつでも法務局で取得できるようになります。
不動産の賃貸や売買、銀行からの融資を受ける場合は、必ず代表者印+印鑑証明書で契約書を作成することになります。
(2)銀行印
銀行印は、銀行で法人口座を作るときに使用します。銀行で自動引き落としの契約をする場合にも使用します。代表者印を銀行印として使っている会社もあります。ただし、紛失すると再発行の手続きが煩雑になります。
(3)社印(角印)
社印は代表者印を押すほど重要ではない書類の押印に使用します。例えば、通常業務で多く発生する見積書、請求書、領収書などへの押印に使用します。
(4)社用ゴム印(横書き)
社用ゴム印は各種契約書の署名欄や、小切手や手形お振り出し欄などで、自筆で書くのを省略できる場合に使用する便利な印鑑です。
<活動エリア>
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