香港人との国際結婚手続き
〇先に香港で婚姻手続きをする場合
(1)結婚登記所の予約
香港の結婚登記所で結婚式を予約します。結婚式の日から3か月以上前でないと、予約が取れません。
香港人が用意するもの
①IDカードの番号
日本人が用意するもの
①氏名
②電話番号
③パスポート番号
(2)婚姻要件具備証明書の取得
日本で戸籍謄本を取得し、外務省で認証(公印確認)を行い、外務省で認証が終わったら、在日本中国大使館でその戸籍謄本を領事認証をしてもらいます。
在香港日本領事館で婚姻要件具備証明書を取得します。
(3)結婚登記所で本登録
指定された日時に結婚登記所に行き、本登録を行います。本登録完了後、入籍日を決定します。
香港人が用意するもの
①IDカード原本
日本人が用意するもの
①パスポート原本、コピー
②婚姻要件具備証明書
(4)結婚登記所で入籍式
決められた入籍日に結婚登記所に行き、入籍式を行います。このとき、18才以上の証人2人の立ち合いが必要です。入籍式で、結婚登録証明書にサインをし、結婚の登録が行われ、結婚登録証明書が発行されます。
(5)日本の婚姻届提出
香港で入籍式を完了した後、日本の婚姻届は3か月以内に行わなければなりません。香港日本領事館または日本の市区町村役場に届出が可能です。戸籍謄本へ結婚の記録が反映されるのは、日本の市区町村役場の方が早いです。
届出に必要なもの
①夫婦のパスポートとコピー
②結婚登録証明書とコピー
③戸籍謄本
〇先に日本で婚姻手続きをする場合
日本で婚姻届けを提出し婚姻が有効に成立すると、香港側への届出は不要です。婚姻届が日本で受理されると、日本で婚姻届受理証明書を発行してもらえます。これによって、香港でも有効に婚姻が成立していることを証明することになります。
(1)香港の結婚登記所で独身証明書の取得
香港の結婚登記所で、香港には婚姻記録がないことを証明する婚姻記録不存在証明書を発行してもらいます。
(2)婚姻要件具備証明書の取得
在日中国大使館に以下の資料を提出します。
香港人が用意するもの
①パスポートのコピー
②在留カードのコピー
③独身証明書(香港の結婚登記所で発行されるもの)
離婚を経験している人は、離婚届受理証明書の提出も必要になります。
(3)日本の婚姻届提出
日本の市区町村役場に婚姻届を提出します。
日本人が用意するもの
①戸籍謄本
香港人が用意するもの
①婚姻要件具備証明書＋日本語訳
②パスポート
※ 必要書類については、変更または追加の可能性があるため、予め大使館・領事館へ確認することをおすすめします。
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