〇日本語レベル
帰化で求められる日本語レベルは、以下のようなものです。
・小学校3年生程度の語学力
・日本語能力検定試験3級(N3レベル)
日本語能力検定試験3級
読み
・日常的な話題について書かれた、具体的な内容の文章を読んで理解できる。
・新聞の見出しなどから、記事の概要を掴むことができる。
聞き取り
・日常的な場面でやや自然に近い会話を聞いて、内容などを理解できる。
〇日本語能力が確認される場面
法務局での事前相談や申請受付時などに、担当官が申請人の大まかな日本語能力を確認し、問題があると認められる場合に日本語テストが課されます。全員ではありません。
具体的には、以下の場面で日本語能力が確認されます。
(1)法務局への相談
相談者の理解度や話しぶり
(2)「帰化の動機書」の作成
手書きの「帰化の動機書」の内容
(3)法務局へ書類提出しに来た時
書類に関する質問への対応
(4)宣誓書を読みあげる時
宣誓書に書かれた文書が読めるかどうか
(5)担当官との面接(1時間程度)
書類や素行要件に関するの面接のでの受け答え
〇日本語テストの内容
日本語テストの内容は様様ですが、以下のように、漢字・ひらがな・カタカナの変換したり、文章を読んで答えを書いたりすることが多いようです。
(1)「ひらがな」からカタカナへ
ばいく → バイク
(2)漢字から「ひらがな」へ
車が走る → くるまがはしる
(3)「ひらがな」から漢字へ
たべる → 食べる
(4)簡単な作文を書く
日本での生活について、3~4行で書く。
〇注意すべき点
高学歴の方に見られることですが、日本語能力試験N1を持っていても、仕事は英語でできるので日常的に日本語を使う機会が全くなく、日本語のコミュニケーション能力が低い場合があります。
このような場合は、法務局へ行く前に一定程度の日本語学習をしておく必要があります。
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