〇帰化の動機書とは?
帰化申請をするには、「帰化の動機書」を作成する必要があります。帰化の動機書は、「なぜ日本国籍を取得したいのか」を説明する書類です。
特別永住者の方、15歳未満の方については免除されますが、それ以外の在留資格の方については必須の書類になります。
〇帰化の動機書の書き方
動機書は、日本語で申請者本人が直筆で書く必要があります。
動機書の用紙はA4サイズです。動機書の内容は他の申請書類の内容と一致している必要があります。
作成にあったっては、以下の3点が重要です。
(1)ポイントをおさえる
以下のポイントをおさえてコンパクトに書きます。
ポイント1:来日に至った経緯や動機
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ポイント2:日本での経歴
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ポイント3:日本での生活、仕事に対する感想
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ポイント4:今までに行った、または今後行いたい社会貢献など
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ポイント5:なぜ帰化申請をしたいか素直な気持ち
(2)適度に漢字を入れる
ひらがなばかりでなく、適度に簡単な漢字(学校、勤務など)を入れます。
(3)A4サイズ1枚にまとめる
長々と書くのではなく、A4サイズ1枚にまとめます。
〇注意すべき点
動機書は 難しく考える必要はなく、自分のことばでありのままに書けばいいですが、以下のような内容は避けるべきです。
・日本の国に批判的な内容
帰化を希望するのと、その国への批判は方向が違います。
・日本のパスポートが欲しいという動機
日本のパスポートは査証なしで入国できる国が多いので、それも動機の一つには違いありませんが、ここではもう少し本質的な動機について書くべきです。
また、「許可を賜りたい」「申し上げます」のような申請文書でよく使う文言も、外国の方が自分で書く文章としては不自然なので使わない方がいいと思います。
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